何故、乗馬を始めたのか
2016年9月にアキレス腱を切った。
60歳になり、改めて健康を考え、30年ぶりに剣道の稽古をしたら、その日に切ったのだ。健康のためにやったことで健康を害したのだから皮肉な話である。
半年くらいの間、まともに歩くことが出来ず、ますます体力が弱ってくる中、アキレス腱を切ってから丁度一年になる2017年9月に、今度は脊椎管狭窄症による坐骨神経痛を発症し、一ヶ月間、寝たきりとなってしまった。
これは真剣に何か運動をしないと駄目になってしまう・・・。しかし、そもそも足腰が弱っているから運動が出来ない。
二進も三進もいかないとき、ふと思いついたのが乗馬である。
乗馬が身体に良いということは、何となく知っていた。そして、乗馬は言葉通り、馬に乗るわけだから、体重を下半身で支える必要がない。つまりは、足に負担なく運動ができる筈である。
とはいっても、生まれて61年間、馬に乗ったことはない(大昔にどこかの観光地で引馬をした記憶はあるが・・)。
そこで、まずは情報収集を始めた。