還暦からの乗馬日誌

経験ゼロで61歳から乗馬を始めた記録です。

「年間騎乗無制限」という仕組み(159鞍目)

 (騎乗したのは昨日)

馬場の具合は相変わらず悪い。

ただ、しばらく乗っていないので、20分ほど乗った。

 

悪い馬場で激しい動きはさせたくないので、馬の肢の動きに意識を向ける、ということをやってみた。

ただ、難しい。うまく感じとることができない。

 

ところで、僕の鞍数だが、

7月ー19鞍

8月ー31鞍

9月ー19鞍

乗っている。

 

これだけの数を騎乗できるのは、僕が自営で時間の都合がつくことと、僕のクラブであるエルドラドランチに「年間騎乗無制限」という仕組みがあるからだ。

 

年間17万円で、何鞍乗ってもよいというのが「年間騎乗無制限」という仕組みである。

この仕組みがなければ、これだけの鞍数を乗ると大変な金額になり、僕の財政は破綻してしまう。

 

財布にやさしい「年間騎乗無制限」であるが、本当のメリットは他にある。

それは、一鞍当たりの時間を気にしなくてすむということだ。

 

一鞍45分で二千円となると、どうしても45分目一杯乗りたくなってしまう。

10分や20分で終わると損をした気分になるからだ。

 

しかし、時間一杯騎乗すると、場合によっては馬の調子を下げて終わることがある。

ところが、「年間騎乗無制限」だと、こういった気持ちにならなくてすむ。「馬の調子がよくなった」と思えた時には、騎乗をやめることができる。

 

どんなスポーツでもそうだが、長い練習よりも効率的に短時間で終わらせた方が、効果は高い筈である。

 

折角、乗馬に来たのだからもっと乗りたいという場合は、一度馬を休ませてから、また乗れば良いのである。

 

いうならば、「年間騎乗無制限」という仕組みは、レンタル馬(クラブ所有の馬)を自馬として考えさせてくれる仕組みである。

 

誰もが、自馬には優しくしたいし無理な負担はかけたくないと、思うだろう。

 

例えば、昨日のような悪い馬場のときであっても、一鞍当たりの料金で乗ってしまえば、どうしても時間一杯乗ってしまう。

少々、馬が大変そうであっても、無理強いしてしまう。

 

しかし、「年間騎乗無制限」という仕組みがあるお陰で、僕のように20分ほど軽く乗って、ということが可能になり、馬に無理な負担をかけなくてすむ、ということである。

 

他のクラブではあまり聞かないが、馬にも人にも優しいこの仕組みは、とても良いものだと思う。

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