還暦からの乗馬日誌

経験ゼロで61歳から乗馬を始めた記録です。

良い馬・悪い馬(118&119鞍目)

(今日の午前9時、風通しの良い日陰での気温)

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後1度で40度だった。

この気温でも馬には乗れるものである。

馬に乗ると地面からはかなり離れるし、駈ければ風も吹く。

一番暑いのは、馬装である。

 

昨日がだいちゃんだったので、今日はまずティグレに、そしてだいちゃんに乗った。

一昨日、昨日と比べて、あまり大きな進歩は馬にも僕になかった。

強いて言えば、だいちゃんが反抗する時間が少しづつ減ってきているということ位である。

 

我がエルドラドランチでは、ティグレは名馬で人気者である。

かたや、だいちゃんは人気がない。

重いし、乗り心地はゴツゴツしているし・・・と言われているし、ウエスタン競技のパフォーマンスも、だいちゃんはあまりパッとしない。

 

確かに、ティグレのような名馬にのって、素晴らしいパフォーマンスを披露するということは、乗馬の大きな喜びだと思う。

 

しかし、これと同じように、なかなか発進しない馬を、出来るだけ発進するようにさせたり、素晴らしいとまでは言えなくても、その馬が持っている能力の範囲でパフォーマンスをさせることも、乗馬の大きな喜びだと思う。

 

このことは、企業における部下育成とも似た話である。

馬に能力の差があるように部下にも能力の差がある。だから、全ての部下が最高のパフォーマンスを挙げてくれる訳ではない。

部下育成が上手な上司は、部下全員に最高のパフォーマンスを要求するのではなく、その部下の今以上を要求する。

そして、部下が一歩でも成長したならば、それを喜ぶことが出来る人である。

 

部下育成が下手な上司は、誰に対しても最高を要求し、最高が達成できなければ、部下を褒めることも出来ないし、喜ぶことも出来ない人である。

 

今、僕はティグレという能力の高い部下と、だいちゃんという能力の低い部下の二人の上司のようなものである。

ということは、ティグレで高いパフォーマンスを達成する喜びを得て、だいちゃんで少しでも動きを改善する喜びを得ることが出来る筈である。

 

つまり、僕にとっては、どちらもとても良い馬である。

エルドラドに入会したことも、この二頭に出会えたことも、実に幸運だと思う。

 

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