還暦からの乗馬日誌

経験ゼロで61歳から乗馬を始めた記録です。

一鞍の構成をどう行うか(54鞍目)

雨が続いたせいで、久しぶりの乗馬であった。

そして今日は、一回一回の練習をどう行うか?一鞍の構成というものを教えて貰った。

 

以下、教えて貰った内容を自分なりに整理したものである。

 

一鞍は、4つの要素で考える。

それは、①リラクゼーション②プレペアリング③トレーニング④クールダウンである。

 

①リラクゼーションの目的と内容

リラクゼーションの目的は、文字通り馬をリラックスさせることと、馬の状態を把握することである。

内容は、馬をゆっくりと常歩させることであり、このことにより、馬のテンションや四肢の動きのスムーズさ等を把握する。

この時、精密なガイドは必要ないが、馬を勝手に歩かせるわけではない。自分の行きたい所に向けて、ある程度はガイドする。

 

②プレペアリングの目的と内容

リラクゼーションが終わったら、プレペアリング(準備運動)に移る。

目的は馬のウォームアップとガイドに対する従順性を増すことである。

内容は、速歩と駈歩でのサークル運動であり、このことで、自分の思い通りのスピードと方向性を馬が出すようにさせる。

まず、左(右)手前で速歩を行う。

馬の動きが自分の思い通りになれば、駈歩を行う。駈歩でも馬が自分の思い通りになれば、手前を変える。

手前を変えた場合、馬はここまでの運動で十分に身体が温まっている筈だから、最初のサークル運動ほどの回数を行う必要はない。

 

※リラクゼーションにおいてもプレペアリングにおいても、常に馬の状態や反応に気を配る。馬の動きに問題があるするとなれば、それは前回の騎乗が上手くいなかったということになる。

そこで、何が悪かったのか、何が良かったのかを考える。

 

③トレーニング

ここは、それぞれに課題としているトレーニングを行う。

スピンでもいいし、スピードサークルでもいい。改めて正反撞や軽速歩などをやってもいい。

 

④クールダウン

最初のリラクゼーションと同じように、馬をゆっくりと常歩で動かす。

 

ライダーは全て調教師なのである。

  

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