還暦からの乗馬日誌

経験ゼロで61歳から乗馬を始めた記録です。

オリンピッククラブでの5級ライセンス講座(8鞍目)

馬に乗ると、筋肉痛になる。

特に下半身がきつい。しかし、身体は痛いが、身体が軽くなっている気がする。

やはり、健康のために乗馬を始めたのは正解だったと思った。

 

こうなると、もっと馬に沢山乗りたくなってきた。どこかの会員になるのが早道だろうが、費用もかなりかかるので、早急には決めたくない。

また、ずっとウエスタンをやってきているが、ブリティッシュとはどんなものなんだろうという興味も沸いてきた。

そういった中、見つけたのが、オリンピック乗馬クラブの5級ライセンス取得コースである。

5級ライセンスのコースは多くの乗馬クラブで実施しているが、吃驚するくらい安いのである。 

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 全て込みで13,840円!

詳細を見ると、実技試験を含めて30分×6回、馬に乗ることができる。5級ライセンスよりも、この値段で6回騎乗できるところに惹かれた。

昨年末に申し込んだら、見事に抽選に当たることができた(多分だが、申し込みさえすれば当たるんじゃにかと思う)。

 

ということで、本日、2018年1月3日(水曜日)に第一回目のレッスンに向かった。

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今まで訪れた中で最も大規模なクラブであった。馬場の後ろに見える建物は芝山中学校(千葉県山武郡芝山町)である。

 

9時半に受付をすると、10時から講義なので、用具の準備をするように言われた。

ここでは、ヘルメット・プロテクター・ロングブーツを無料で貸して貰える。受付横のレンタル用具室という所へ行き、自分にあったサイズを選んで準備をした。

 

10時からの乗馬の基本に関する講義は20分ほど終了した。

今日、私と同じように5級ライセンス取得コースを受講する人が4人いた。4人を二人づつの2グループに分け、1グループ毎に馬が1頭準備され、騎乗時間を30分ずらして行うとのことなので、レッスンはマンツーマンとなる。

 

最初のレッスンは騎乗姿勢や手綱の持ち方を教えて貰い、常歩常歩での方向転換だった。

手慣れたものと言いたいところだが、今回はブリティッシュである。ウエスタンとの違いがかなりある。

そのまず一つ目が手綱である。

エスタンはルーズレインと言い、レイン(手綱)を緩ませて持つ。

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ところが、ブリティッシュでは手綱を張って持つのである。

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ちょっとしたことではあるが、違和感を抱いてしまった。

今回乗ったのはボンバーという強そうな名前のサラブレッドの男の子だったが、これが右に行くのが嫌いらしい。

首を右に向けたまま左に歩いていく・・・・。

先生からは、もっと強く手綱を引くように指導されるのだが、張った手綱で引っ張る訳だから、本当に無理やりという感じになってしまう。

エスタンとブリティッシュではハミの構造が違うとはいうが、可哀そうな気がした。

 

ボンバーは右に行くのを嫌いと書いたが、実はそれ以前に歩かせるのも大変である。ただ、これはボンバーだけではなく、私のような乗馬入門者が乗ると、馬は簡単には歩いてくれない。

 

乗馬を始めようと思ったとき、一番心配だったのは「落馬」である。馬が走り出して振り落とされたらどうしよう・・・・と、考えていた。

頭の中に、馬は走る生き物であるという先入観があるからである。

しかし、数回乗って分かったことは、入門者にとって馬という生き物は「動かない生き物」だということである。

 

馬は群れで生きているから、群れのリーダーや群れの他の馬の動きには影響を受ける筈である。

しかし、私のような入門者を馬はリーダーとしては簡単には認めてくれない。だから、歩けと言っても曲がれと言っても、その通りにはならない。

乗馬というものは、突き詰めてゆけば、如何に馬を自分の意のままに動かすことが出来るかを追求していくスポーツなのだろう。

 

ネット情報で、円馬場でのグループ練習では上手くならない、などと書かれているのは、きっとこのことを指すのであろう。

自分が馬を動かしている積りでも、馬は周りの馬に影響されているだけかもしれない。

勝手に動いている馬に乗っているだけでは、乗馬とは言わないのだろう。

 

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