乗馬をする目的(178~183鞍目)
前回の記事から一週間、ブログは更新していないが、馬には乗っている。
一日一鞍で、6鞍である。
ただ、このところ、やることが多く、本当に健康のためだけに乗っているという感じである。
やはり、技術の向上といったことを考えないと面白くない。
とはいっても、忙しさの内容が自分の本業に近いことだから、そちらを優先したい気持ちが強い。
という感じで、少しもやもやしていた一週間であった・・・。
ところが、今日になったふと気がついたことがあった。
身体の調子が良いのである。
先ず第一に、腰に痛みも重みもない。
以前までは、乗馬すると少なからず腰に負担を感じていたのに、それがいつの間にか消えている。
次に、身体全体のだるさ、倦怠感といったものを、ほとんど感じなくなっている。
最近、やることが多くてと書いたが、これは誰かに強制されて忙しいわけではない。自分でやりたいことがあるから、忙しいのである。
思い出してみるに、ここ数年、自分でこのように忙しくしたことはない。
これができるようになってきたということは、忙しくする気力や体力が戻ってきたということだろう。
こうなったのは、やはり乗馬効果以外にはない。
一日に一回、30分馬にまたがる、これが僕に大きな恩恵をもたらしてくれている。
そう考えると、面白いとか面白くないとかの問題ではない。
馬に乗り続けることで、元気を保つことができて、元気を保っているから乗馬ができる。そして、元気であれば、昔からやりたいと思っていたこと(それで今忙しいのだが)が出来る。
乗馬自体はそれほど楽しいとは感じられなかった一週間ではあったが、改めて、乗馬の良さ、乗馬を始めた目的を再確認できた一週間であった。
病気や怪我で、最悪の状態になっていた健康を取り戻し、充実した老後を送ること、これが乗馬を始めた目的であった。
そしてまた、こう考えると、この一週間の乗馬も悪いものではないと、思えるようになるから不思議である。
毎日一鞍30分、実に充実した一週間ではないだろうか。
やるからには、上手くなりたいのは当然だが、ゆっくりじっくりと焦ることなく、長く乗馬を続けていこうと思う。